フージャーのタイヤはすべて（ラジアル、バイアスも）チューブ無しで使用出来る様、 設計されています。チューブを使用するかしないかはすべて好みになります。レースタイヤは ストリートタイヤに比べ、その軽量の構造上、温度にシビアで空気の減りも早めです。 チューブを使用する事で外気温の影響と空気の減りは低減出来ます。一般的にチューブを入れた 方がサイドウオールは固めになります。チューブタイプと記載があるタイヤでもそれは ＤＯＴ規格（米国交通運輸国の規格）を取得する際、ある一定の厚みしかないタイヤすべて に明記が義務付けられているもので実際にはチューブ無くても使用は出来ます。

バイアス構造のタイヤは製造段階でラジアルタイヤに比べタイヤのサイズにムラが出易いです。 これはフージャーのみに関わらず、他社メーカーも一緒です。そこでメーカーは出来上がった タイヤに空気を張って外周を測りその数字を書き記します。書き記してある理由は新品時、 左右のサイズをなるべく合わせ事はもちろん、応用編としては、例えば１本のみタイヤを 変えたい場合、反対側のタイヤの減りを考慮し、ひとまわり小さめのタイヤをセットする など、さらにはシャシーや足回りのセッティング上、何等かの理由で左右のサイズを変えたい 場合、この数字が有効になります。

フージャーのタイヤの場合、一部商品の除きすべて回転方向、内側外側は決まっていません。 タイヤの減り具合を見ながらローテーションする事をお勧め致します。 ロードレース用のタイヤは基本的にはシリアル番号が記載されている側を車体の内側に セットしますが、タイヤの減りを均等化する為、後にひっくり返しても問題はございません。

エアー圧が高すぎる可能性があります。逆に空気圧が低すぎるとタイヤの端が摩耗します。 定期的にデプスゲージを使い、減りの確認をする事をお勧め致します。スリックタイヤにも トレッド面に小さな点検口が設けられていますので測定は出来ます。

路面状況、車重などで左右されるので一概には言えません。トレッド面の減りが異様に早い 場合はドラッグレースの場合はバーンアウトの長さの可能性があります。フージャーのタイヤ は他メーカーに比べ、アグレッシブなコンパウンドを使用しているので、少ないバーンアウト でも性能が発揮される設計にはなっています。フージャーのタイヤはすべて回転方向が 定めらていないので、定期的に残溝を点検し、減りを均一化する為、ローテーションをする 事をお勧めします。

一番適正な方法は車体からタイヤを外し、空気を抜き、袋に入れ保管する事です。 直射日光はタイヤのコンパウンドを劣化させますので、日の当たらない、場所での保管を して下さい。タイヤソフナーなどはコンパウンドを劣化させる可能性があるので、メーカーでは 推奨していません。

ラジアルタイヤの場合、目安となるのはタイヤのトレッド幅プラスマイナス１/２インチ（１３ｍｍ）です。 バイアスタイヤの場合、適正リム幅の範囲はラジアルに比べ広めにはなります。推奨リム幅に 記載してある幅のホイールを使用する事をお勧め致します。ホイール幅が適正で無いと トレッド部分が上手く路面に当たらなくなったり、編摩耗を起こしたり、性能が十分発揮されない 場合がございます。